オムレツに空気を入れたら。


「空気を入れればそのままグラウンドに持ち出せそうである」

そのオムレツが食べたかったし
名前を聞くと、今でもオムレツが食べたくなる


中学生の頃の国語の教科書に
『握手』という短編が載っていた
そこに出てくるふたりのやりとりや
挿絵を覚えている
その中に
「日本人の代表のようなことを言うのは傲慢だ」
というような台詞が出て来て
これがまた、14、5の頃の頭に
こびりついたのだった

いい小説だったよなあと思う

教えてくれた国語の先生が
『吉里吉里人』がすごく面白いと
絶賛していて
私物の本を持って来て、ほんの少し
ズーズー弁で朗読してくれたこともあった

そのことを覚えていて、数年後
本屋さんで見付けた『吉里吉里人』
上巻を買ったのに、まだ読んでない
買ってから十年以上か
今が読む時期なのか

ひとは関連づけたがるから
普段は目にしても気にも留めないことに
次々目がいく
それで、偶然の一致だ、なんて
勝手なもんだが
もれなくわたしもそうなのだった

井上ひさしさんのご冥福を
お祈り申し上げます



国語は嫌いではなかったけれど
国語の授業というのは
文章を細かく分断して
心情を教えるというイメージがあって
それはあまり好きではない
仕方ないと言えば仕方ないけど
国語ほど、感情に近いものを
理解させる教科もないと思うので
「教える」のは難しい

つくづく、読解力と心の機微というのは
連動してるよなあと思う
行間を読むということは
日々の生活でやっていることと同じじゃないかな
by electric-prophet | 2010-04-11 18:17 | 日々好日 | Comments(0)

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